アンドロイドは音ゲー推奨OSになる日は来るのか?


「iOSのほうがAndroidより音ゲーに向いている」っていうのは音ゲーアプリ遊んでる人の中では常識みたいなもの。
最近、別記事でも書いたけど、そういわれている一番の理由が音(発音)の遅延。
画面をタッチしてSEがなるのが遅いって言われているもの。アプリが頑張ってもOS・端末の仕様として遅いからどうしようもないって言われている。

英語のサイトですが、端末の音の遅延を計測できるサイト。
Android Audio Latency and iOS Audio Latency Test App
http://superpowered.com/latency/#ixzz3nGzEoafn
計測しないとしても、端末ごとの遅延ランキングが掲載されています。
このアプリ使ったことはないんですが、スピーカーから音を出してその音をマイクで拾いそれで遅延を計測してるらしい。

iPad Air (first) + USB audioが6msで1位なのを筆頭に上位はiOS端末のiPadとiPhoneが並んでいます。
Androidでも15msという端末もあるけど、40msとか50ms以上の端末も多い。


「じゃあやっぱり音ゲーやるならiOSじゃんw」となってしまう訳ですが、今回注目したいのはAndroid 5.xと6.0の差。

htc Nexus 9の場合
Android 5.1.1 (1849464) - 42ms
Android 6.0 (2170132) - 28ms
Android 6.0 (2172151) - 16ms

Androidのバージョンが5.1.1の場合42msだったのが6.0では16msまで改善されている模様?1/3とまではいかないものの半分以下(約60%減)になっています。
括弧の中の数字はビルドみたいなので、6.0の中でもちょっとずつ早くなってるということかな?

iPhone 6が9~10msらしいので、それには及ばないもののそれに結構近い数字になった感じはする。


そんな気になるAndroid 6.0ですが、これを書いている10月1日現在ではまだ配信されていません。(開発者向けみたいなのを入れることは出来るけど)

Google、来週からNexus 5 / 6 / 7(2013)/ 9 / PlayerのAndroid 6.0アップデートを開始
http://getnews.jp/archives/1169205
じゃあいつなのか?というと、Nexusは来週から配信が始まる模様。

その他の機種はその後順次ということになりそうです。
docomo/au/softbankから出てる機種だとさらに遅いことも多い(それぞれのアプリの対応とかもあるんだろうから)ので、いつになるのやらという感じ。

ちょうど手元にNexus 9があるので、配信されたら入れてみようかな?

Android 6.0以降になったら、「Androidだから音ゲーに向かない」というのも薄れるかもしれない。
ただ、人の印象っていうのは一回「こうだ!」と思ったらなかなか変わらないから、『6.0ではそれだいぶ良くなってるよ』と言っても「でもなー」という人は多いだろうな。自分もまだ半信半疑だし。
Android 6.0にしてみた。
上に書いた通りNexus 9が手元にあり、Android 6.0が配信されている機種なので試しに入れてみました。
結果から書けば、確かに遅延は減った気がする。(あくまでも体感なので)

試しにこれまた上に書いた遅延を計るアプリで計測したところ、27msでした。
5.1.1のときにうちの端末で計ってなかったのでどの程度変わったのかは不明だけど、Android端末で27msっていうのは上出来なんじゃないでしょうかね?
音ゲーのタップ音もあまり違和感なくなった感じです。
16msとかいうデータが載っていたのでそれを期待してたので、その点は若干残念だけど合格点っていうところですかね。


ちなみにZenFone 2で計測したら288msでしたw こちらは6.0は配信されてないのでアプデはしてないです。

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