HE-AAC

ニコ生で配信といったらFMEやXSplit、NLEといわれるものが一般的。
ほかにもかんたん配信とかあるけどあれは別としてw


FMEは前から使われている主流のツールで、いまだに使っている人は多い。
XSplit、NLEでは使えない音声コーデックにMP3が使える。
ただし、仮想カメラが使えないために、PC画面を映すのにSCFHなどのソフトが別に必要になる。


XSplitはFMEでは別途準備する必要があった仮想カメラが一緒になっているので、楽なのが特徴。
シーンと呼ばれる画面配置も12個保存できて簡単に切り替えが可能。
でも音声が課金しないとIP電話とかに使われている規格のSpeexのみ。
課金してもAAC-LCしか使えない。
X264エンコードでいろいろ調整できて高画質配信ができる。


NLEはXSplitをベースとしてニコ生用に作られたもの。
かんたん配信を卒業して使うといった位置づけらしい。
設定は簡単で画面もシンプルなので誤解しがちだけどベースがXSplitなので決して軽いわけではない。
NLE自体無料のソフトなのでAAC-LCが使える。
X264エンコードで配信できる。

まとめるとFMEは画質に限界がある、XSplitは課金しないと音声がゴミ、NLEは無課金で使う場合一番有力候補だけどいろいろやろうとすると物足りない。



そこで最近某所で注目されているのがFFmpegによるエンコード&配信
上記3つとは違いGUIがはじめから準備されているわけじゃないのである程度の知識が必要・・・・。でしたが!最近GUI環境でbatを書き出してくれるツール開発している人がいます。
そうすると上記ソフトではできなかったX264で映像エンコードをして、音声はMP3というものができます。
これだけでも、大きなアドバンテージ。

さらにこの1週間くらいでみんなチャレンジしているのがFFmpegを自前ビルドしてHE-AACまで使ってしまおうというもの。
HE-AACは着うたとかに使われている規格。音声のビットレート40kとかでも十分高音質に配信ができる。
まだまだ発展途上という感じはあるので、ハードルは高いですが現在画質・音質のバランスのとれた配信じゃないかな?

HE-AACでエンコードできるFFmpegの配布はダメということなので、自前でビルドするというのが初心者お断りにはなってしまうんですけどねー。
公式から落とせるFFmpegでできるMP3でも十分使えるかと。


ニコ生のユーザー生放送での限界はあるので、他のサイトとか運営の公式放送には勝てませんが、結構な高画質・高音質配信できると思います。

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