fpkファイルの中身についてです。
前回書いた「DJMAX TECHNIKA Q - FPK UnPack Tool v0.3」を使えばUnPackできました。
（興味のある人はページ名そのままなので、検索してみてください。ポート5555使って通信してるので環境によっては見れないかもしれない。）
そのページを簡単に説明するとfpkファイルを選択して読み込みボタンを押すとJavaScriptでファイルを分割し、HTML5のaudio機能（base64）を使って再生してくれるみたいでした。
ローカルで処理するのでPCのスペックが低いとちょっと時間がかかるかも。
ファイル名の横にあるリンクをクリックするとダウンロードもできるみたいですが、ファイルサイズが大きいやつはうまく処理できない？？
サーバーにアップロードしてそれを落とす仕組みっぽい？
ちょうどいいので、そこを参考にfpkファイルの構成を調べてみると。
BMSみたいにキー音やBGMなんかがogg形式で保存（昨日予想で書いたけど）されています。ファイルはABC順。
その他に「曲名.a.ogg」というアルバムモードで再生する用（？）のファイルと、「曲名.p.ogg」というプレビュー用ファイルと、「曲名.txt」の曲名やジャンル名・アーティスト名、歌詞なんかが保存されているファイルで構成されているみたいでした。
fpkファイルの最後にファイル名(144byte)一覧が入っている。
拡張子をoggに変えることで一部再生（昨日はAloneのファイル名を変えたから、たまたまBGMが再生されたｗ）されたのでわかるように暗号化とかはされていないみたいで、そのまま結合されているみたいです。
JavaScriptで分割して再生ができるように、ファイルを分割してあげればそれぞれのファイルに分けることが可能です。
OggS（4F 67 67 53）がファイルのヘッダーになるので、それを目安に分割すれば音も取り出せるかな？？
特定の文字ごとにファイル分割してくれるソフト使ってOggSで分割・・・と思ったら、頭の方に２回出てくるのでそのまま分割しちゃうとダメっぽいですね。
ツール自作するならJavaScript覗くと参考になるかも？
ちなみにOgg Vorbisとかあんまり聞いたことないファイルかと思いますが、Androidでも再生ができるフォーマットなので、スマホに入れればスマホの音楽再生機能で聞けます。
３回にわたって書いてきたこの内容もたぶん今回で終了です。
前に動画はWebM形式だと書きましたが、Android版TECHNIKA Qを入れるとその動画が追加されちゃうんですねｗ
再生もできますが、曲データは別に保存されているので無音です。