集客のための収録曲


こういう質問をされたら、BEMANIユーザーの多くは自分の好きなBEMANIアーティストのオリジナル曲(コナオリ)とか、他の機種からのBEMANI曲の移植って答えるんじゃないでしょうか?
(あえてBEMANIアーティストって付けているのは、版権曲(ライセンス曲)とかゲストアーティストと区別するためです。)

版権曲をあげる人は少ないんでは?


例えば、版権曲が大半を占めるjubeat。そのアプリであるjubeat plus。
配信される曲は版権曲のほうが多いです。版権曲のほうが多いですが、喜ばれるのはコナオリ曲。

jubeat plusやREFLEC BEAT plusでは、版権曲のパックが配信されるたびに、「いらねーww」「誰だよ、こいつwww」「コナオリはよー」と言われるほど。

実際にプレイしていると高レベル曲や楽しい曲はコナオリ曲の多いのは確か。
ゲーム用に曲が作られているので、曲の流れもゲーム向けなのもその理由?


じゃあ、なんでそんな曲を入れるのか?

音ゲーマーを除いて考えれば、有名なのは版権曲。それは当たり前って言えば当たり前。
音ゲーやらなくてAKB48や嵐を特別好きっていう訳じゃな人でもアーティストの名前や曲は知ってる。でも、その人がDJ YOSHITAKAやDJ TAKAの名前や曲を知っているでしょうか?
たまにテレビとかで曲が使われてるし、Vとかみたいにリミックスだし原曲を知ってるというのはあるかもしれないけど、コナミオリジナル曲を知ってるとは思えない。

そして、もしそんな人がちょっとでも"音ゲー"というものに興味を持った時に、始めるきっかけになるのは?
全く知らないオリジナル曲よりは、誰もが知ってる版権曲のほうが最初にプレイしやすいんじゃないですかね?
だからといって、万人の趣味に合うように入門曲を山ほど入れればいいっては思わないですけど、この先生き残るためには新規プレイヤーも必要なのは確か。

最近では、そんな新規プレイヤーを取り込むための"入門曲"の流れが若干変わってきていて、ボカロ曲や東方曲なんかになってきているのかもしれない。
これも人の好き好きなので、要らないとかいう人もいるけど興味なければプレイしなければいいだけだし、全曲埋めるっていうポリシー持ってるんだったら曲の好き嫌いなんて言わず埋めるだろうしそれだけじゃないのかな。


あとは、オリジナル曲を作るよりは、例え使用料みたいなものが取られるとしても既存の曲を入れる方が楽なのかもしれないし、これだけ歓迎されない雰囲気であっても版権曲を入れたり版権曲が中心のゲームがあるってことは需要があるってことじゃないのかな?

コナミ以外の音ゲーの太鼓の達人やmaimaiなんかにも、版権曲は当然入っててしかも似たような曲が入ってるのは他メーカーから客を取り込もうとしているのかな?w

プレイヤーが増えると順番待ちが増えるしとも思うけど、シリーズが続くためには一人でも多くのプレイヤーがプレイすることは大事だと思うし、新規プレイヤーを増やすには版権曲が重要だと思えば、要らないといわずに曲が増えたと喜ぶべきでは?

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