セキュリティ面も大きいです。アプリの楽曲データってけっこう簡単にぶっこ抜かれてしまったりするのですが、ADX2の暗号化機能はクリエイターにとって非常に嬉しい機能です。http://app.famitsu.com/20141031_461019/
って書いてあった。アーミミガー。
このひらブラはCRIミドルウェアの人の連載記事なんですが、結構ゲームの「音」に関する記事が多いんですよね。
CRIミドルウェアの主力商品にADX2というのがあるってのが大きいんだろうけどw
ゲーム起動時に表示されるメーカーロゴとかと一緒にCRIWAREって出ることがあるけど、そのゲームはCRIミドルウェアのミドルウェアを使っているゲームということ。
株式会社CRIミドルウェアの母体の会社はCSK総合研究所。そこにAM2研がくっついてできた会社。そうセガのあのAM2研。
と、そんなことは今回関係ないんですがw
昔のゲーム。それこそファミコンとかだとゲームソフトは「カセット」でした。たとえパソコンとかがあってもカセットを接続することが出来なければ中身を見ることはできませんでした。
今のゲームは、媒体がCDからDVD、BDとなってますが、いずれもPCにドライブがついていて入れれば読み込みをすることが出来る。
OSがWindowsじゃないんだから実行は出来ないとしても、他のデータは見れるんでは?!と淡い期待をしてしまうわけですが、そういうことをするのは想定の範囲内。通常は暗号化されていたりでそのままでは読めません。ネトゲをはじめとしたPCゲーなんかも然り。
ただ、同人ゲーなんかはファイルそのまま見れたりすることが多いですが。それは暗号化にまでコストや手間をかけていられないwってのがあるんだろうけど、それを仕事としている商用のゲームであればその辺はちゃんとしておきたいところですよねというところ。
で、今回のひらブラにもあるアプリのゲーム。
Unityを使うことでマルチOSの開発は楽に出来るようになった。ただそれだけでは、ファイルの暗号化とかはされません。
そこでADX2とかも合わせて使えば、さらに便利になりますよー!ってことなんだろうけど、実際にそこまでしてないゲームもある。
今まで大手のゲームメーカーだとそういう意識も高いのかもしれないけど、アプリ開発が簡単になりゲーム開発はアプリからという会社も増えてきているのでそういうところは意識が低い?
音ゲーアプリでは、AKB公式音ゲーはUnity+ADX2を使っているので、ADX2で暗号化されてそのままではファイルを再生することができない。一覧を見ることは出来るけど。
逆にSB69は暗号化されておらず、MP3ファイルがダウンロードされるのでそれをそのまま再生することが可能。詳しくは見てないけど、15曲分しか保存されていないので、同じ曲をプレイするときはキャッシュから再生するけど、他の曲をプレイするときはダウンロードするっていう仕組みなのかな?このゲームの通信量がやばいっていわれるのはこの辺の仕組みなのかな?まぁそれでも端末に全データを保存しないからぶっこぬかれないっていうセキュリティ対策?
さらに意識の低いところだと、ナナシスは全データがそのまま見れる。
曲データとかボイスデータはcafなので、Quick Timeとかで再生可能。イベントのシナリオはtxtなのでテキストエディタで開ける。カード画像はjpgなのでそのまま見れる。
ssaxファイルがそのままおいてあるけど、SpriteStudioのファイルっぽい?
セキュリティのセの字もないくらい丸見えです。そのうち事件が起きそうな感じがする。
ただゲームを作ってみんな遊んでくれて課金してくれるーってだけなら簡単だけど、ちゃんと不正対策とかも考えられたゲームじゃないと信頼ってものがないかなーなんて思ったりもする。
まぁゲーム屋のゲームでもjubeat plusとかREFLEC BEAT plusの画像とかはそのまま見れるんですけどね。楽曲データだけは暗号化されているけど。
どこまでやってもきりがないものではあるけど、ノーガードなゲームはちょっと構えちゃうw