特化型音ゲー
カテゴリ:[音ゲー(BEMANI以外)]
ぶっちゃけ簡単に言えば、一つのジャンルやカテゴリ、アーティストの楽曲だけを収録した音ゲー。
具体的にいえば、ボカロ曲に特化したProject DIVA、ラブライブの曲だけのスクフェス、FFの曲だけの(最近は他の作品も入ってるけど)シアトリズム。
他にもAKBの公式音ゲーやハロプロ曲を収録したハロプロタップライブがある。アイマスの曲だけのシャイニーフェスタ、うたプリの音ゲー、KOFの音ゲーなんてのもあった。
さらに細かい物だと、うたシュー!シリーズやそらおとの音ゲーなんかもある。
今後の予定だとIAの音ゲーとかペルソナの音ゲーとかがある。
他にもあるけど上げてるときりがないので省略。
という感じで、いろんな曲が入っていて、様々なジャンルが楽しめる音ゲー(BEMANIシリーズなんかはそんな感じ)とは別の路線の音ゲーが増えてきた。
元祖が何なのか?と言われると、なんだろうね?って感じだけど、特化型音ゲーというものを確立させたのはやっぱりProject DIVAなんじゃないかなと思ってる。
PSPで初代が出て5年以上経つけど、初代が発売される前は、ボカロ曲だけ?曲数少ないんじゃないの?なんて思ったこともあったけど、家庭用のゲームなんて20曲とかから60曲くらいなものが多いし、それくらいなら一つのジャンルやアーティストでも確保できるもんなんですよね。
特にボカロに関して言えば、ボカロPと呼ばれる作曲者の人が無数にいるので、ニコニコ動画で再生数が伸びている曲等を入れれば収録曲数の問題はなし?これは初代DIVAのときから今でも同じかな。
それ以外のAKBやハロプロとか、スクフェスとかシャイニーフェスタ辺りはそもそも曲がたくさんあるので1つのゲームとして作るのは十分。
それ以外も音ゲー作品をシリーズ化する予定がなければ1本は作れるくらいの曲数はあることが多いのかな。
BEMANIとかであれば、音ゲーを作る+オリジナルの曲を作るという作業もあるけどそういうのがないので楽なのかな?知名度もあるし。
前にも書いたことがあるけど、音ゲーマーならオリジナル曲をプレイしたいというけど、ゲームもあまりやらないという人からすると自分の知ってる曲・好きな曲でゲームを遊べるならそっちがいいという人が多い。
音ゲーに限らずだけど、新規でゲームを作ったとして、プレイしてくれる人をつかまないといけない。
新規の音ゲーだと、大体は既存の(他の)音ゲーをプレイしている人だけ。いろいろな音ゲーをプレイする人だったら試しに遊んでくれるかもしれないけど、自分がプレイしているゲーム一筋って人やBEMANIならやるって人も多い。
ところが、特化型の音ゲーだと元作品のファンがプレイしてくれる可能性が高い。
既存曲が使える+ある程度の顧客が見込めるってのは大きな点なんだと思う。
そして、スマホというゲーム機を持ってない人も遊べ、開発コストも安いスマホ向けのアプリというのもマッチした形。ついでに、スマホアプリに要求される短時間でさくっと遊べるというのも1曲のプレイ時間が2分程度の音ゲーはピッタリ。さらにさらにタイミングに合わせてタップするというだけのシンプルなルールが誰でも手軽に始められるのでライトユーザーも見込める!
元々音楽といえば聞くだけだったものが、カラオケで自分で歌うものになり、実際楽器を演奏するのは無理でも自分で演奏できる(演奏してる気分になれる)ものになったと言えば音ゲーってすごいんじゃ(大げさ)
投稿日: 2014/11/12 15:28:08 更新日: 2014/11/12 15:28:08