【初心者のためのCROSS×BEATS講座】SPEEDオプション解説

1. ノートのスピードとは？
2. 同じスピードに設定しよう
3. 最適な速度を見つける

1.ノートのスピードとは？

CROSS×BEATSはbpmによって、ノート（矢）のスピードが変わります。（beatmania IIDXやポップンミュージックと同じ）

bpmが遅い曲はSPEEDオプションを上げて速く、bpmが速い曲は下げて遅くすることでプレイしやすくなる場合があります。自分に合ったスピードを見つけることが上達の近道になります。

まずは、SPEEDオプション（crossbeats REV.ではHIGH SPEEDオプション）を上げたり下げたりし、自分がプレイしやすいbpmとSPEEDオプションの組み合わせを見つけましょう。

2.同じスピードに設定しよう

CROSS×BEATSにはbeatmania IIDXのフローティングスピードのようなbpmに応じたスピードの自動調整をしてくれるオプションはありません。
そのため、曲ごとに手動でSPEEDオプションを調整をする必要があります。

SPEEDオプションのノートが速く（遅く）なる倍率は右の上表（SPEED倍率表）のとおりです。

bpm100のSPEED 2.0（1.500倍）と、bpm150のSPEED 0.0（1.000倍）は、見た目では同じ速度になります。

このようにbpmが違っていてもほぼ同じ速度にすることによってプレイしやすくなります。

ここではbpm×SPEED倍率で計算した数値を便宜上「速度」と呼びます。（公式の名称ではありません）
この速度はbeatmania IIDXの緑数字のようにbpmやHi-Speed(オプション)に関係なく譜面が表示される時間・速さを示す指標になります。

下に自分がやりやすいと思う、bpmとSPEEDオプションを指定してください。速度が計算されます。

速度：150

SPEED倍率：1.000倍 / 表示時間：1.20秒 / 緑数字（IIDX）：720

※ 速度はbpm×SPEED倍率で算出しています。

逆に速度÷bpmで計算することで、倍率が求められます。SPEED倍率表から一番近いSPEEDオプションを設定することでやりやすい設定にすることが可能です。

右の下表（SPEED変換表）に速度を入力することで、各bpmごとの最適なSPEEDオプションが算出できます。

曲ごとに設定を変えるのはめんどうですが、プレイしやすい速度に調整することは大事なポイントです。

3.最適な速度を見つける

最初の項目でSPEEDオプションを上げたり下げたりし、プレイしやすい速度を見つけると書きましたが、実際にどのくらいの速度がやりやすいのでしょうか？

CROSS×BEATSはノート（矢）が交わるタイミングでタップするゲームです。当然、見るのはノートになると思います。あまり速度を上げてしまうと「ノートが速すぎて見えない！」ということになってしまいます。

では、「速度を落とせばいいのか？」というと、そうとも言えません。遅すぎると一度にたくさんのノートが表示され、順番やタイミングを正確に把握することが出来なくなってしまいます。

他の音ゲー経験者であれば自然と身についていると思いますが、「速すぎず、遅すぎずの速度」を見つけるのが重要です。慣れてくると速度240～300くらいにする人が多いようです。

IIDXいうところのプレイしやすい緑数字を探すのと一緒ですね。

 

「速度240の設定は速すぎて見えない！」
ノート（矢）を見ながらタイミングを見る方法では速度240は速いと感じると思います。速い速度に対応するためのポイントは「ガイドラインを見る」ということです。

ガイドラインとは、ノート（矢）が飛んでくる2本または4本の「線」のことです。

このガイドラインはノート（矢）が表示される一定時間前に表示されます。「ガイドラインが表示された順番」、「ガイドラインが表示されてからタッチまでのタイミング」を意識してプレイすることで速い速度にも対応できるようになります。 jubeatのマーカーをイメージするとわかりやすいかもしれません。

ガイドラインが表示されてからタッチするまでの時間は速度240で約0.75秒(IIDXの緑数字450)、速度300で約0.6秒(緑数字360)、速度360で約0.5秒(緑数字300)になります。
IIDXでの緑数字300、jubeatのシャッターマーカーが約0.5秒なので速度360と一緒なのですが、CROSS×BEATSの場合それだと速く感じるため、240～300程度に設定するといいかと思います。

また、同じ設定でも初見プレイの時は速く感じ、慣れてくると遅く感じたりするので適時調整は必要です。