Niconico Live Encoder(NLE)では標準の解像度が640x360(16:9)です。原宿のときのプレイヤーは512x384(4:3)でした。配信している人はこの2つの解像度を使っている人が多いかと思います。
NLEでは、【解像度】のプルダウンメニューから設定します。
fpsとは1秒間に画面を書き換える回数です。
NLEでは、【画質】の項目の『コマ重視←→画質重視』がfps設定になります。
ニコニコ生放送ではビットレートに制限があります。
19:30~2:00までは384kbps、それ以外の2:00~19:30では480kbpsという制限です。
このbpsというのは通信回線等のデータ転送速度の単位です。ただニコニコ生放送などストリーミングのときは1秒辺りのデータ量という認識がいいかもしれません。
要するに元々ものすごく大きい映像もこのサイズまで圧縮・縮小しないといけません。というものです。
注意しないといけないのは、この480/384kbpsは映像と音声合わせて480/384kbpsということ。
例:映像288kbps+音声96kbps=384kbps
NLEでは、詳細設定の【品質ビットレート】のプルダウンメニューから設定します。音声ビットレートを設定すると映像ビットレートは自動的に設定されます。
では具体的にビットレートと映像がどういう関係があるの?というと、動いている元映像はそのままではニコニコ生放送で上限としているビットレートを超えてしまうデータ量の場合がほとんどです。
激しい動きの映像の場合、細かいところまできれいに見えて、滑らかぬるぬるに動いて、ブロックノイズもでない設定はニコニコ放送でやるのは極めて難しいです。
ではどうしたらいいのか?まず自分がやりたい内容を考えてそれに合った設定を探します。
ゲーム配信といってもアクションゲームのように高速で動く場合は、fpsを高めに解像度を下げて若干画面がぼやけても動きが見やすいようにするとか。細かい文字まで見せたい場合は解像度を上げるとか。
全ての配信で高画質になる設定はありません。自分のやりたいことに適した内容を見つけることが大切です。
設定例
アクションゲームなど 解像度512x288 fps24 ビットレート映像320kbps 音声64kbps
テキストや画像をきれいに見せたい 解像度640x360 fps15 ビットレート映像288kbps 音声96kbps等(動きに応じて)
※ ここに記載されている情報は全てが正しいとは限りません。
またニコニコ生放送の仕様変更、パソコンの性能によって記載と異なる場合があります。( 2013/08/07 )