各役割を知る!
ゲーム機等
いわゆる映像ソース。映したいものです。
PS3やXbox360,Wiiなどの家庭用ゲーム機やその他PSPやiPadなどの外部出力が出来るものになります。
Vita等の外部出力が出来ないものはWebカメラなどで直撮りをするしかありません。
キャプチャーボード(カード)
キャプボと略される、パソコンに映像を取り込むための機器。
デスクトップPCでパソコンの中に取り付けるものや、USBなどで外付けするものなどがあります。
HDMIやD端子・コンポーネント、S端子、コンポジットなどさまざまな入力があるのでゲーム機の出力に合ったものを選ぶ必要があります。
HDMIはHDCPというコピーガードがかかっていて、そのままではキャプチャーできないものもあります。
キャプチャーソフト
AmaRecTVなどの映像をパソコン上で見たり、録画したりするソフト
実はなくても配信することは可能ですが、キャプチャーソフトを使って配信している人が多いかと思います。
仮想カメラ
SCFH DSFやニコ生デスクトップキャプチャー(NDC)などのパソコンの画面をエンコーダーに渡すソフト。
XSplit BroadcasterやNiconico Live Encoder(NLE)には、この仮想カメラ機能が内蔵されているために別途準備する必要はありません。
※ ただし、一部のPCゲームなどはSCFH DSF等を使わないと取り込めない場合があります。
Flash Media Live Encoder(FME/FMLE)やffmpeg(FFmpeg Launcher / FFML)で配信する場合は、この仮想カメラを準備する必要があります。
XSplitの仮想カメラ機能のみを利用することもできます。
XSplitやNLEは複数の映像や画像などを簡単にレイアウトすることが可能です。SCFH DSFにもレイアウト機能はあります。
マイク
ダイナミックマイクやコンデンサーマイクなどの種類があり、声や楽器などの音を拾う機器。
音にこだわらないのであれば安いものでも問題ありません。
PCの音
BGMを流したり、PCゲームの音だったり。
Windows Media Player(WMP)などでBGMを再生し、その音を配信することが可能です。
ステレオミキサー
ステミキや再生リダイレクトと呼ばれるもの。
マイクの音等とPCの音を合わせてくれる。
これがないとマイクの音しか配信できないという状態になります。
XSplitやNLEには仮想ステミキ機能というものがあり、ステミキがないPCでも仮想ステミキで代用することが可能です。(Vista以降のみ)
エンコーダー
FMEやXSplit Broadcaster、OBS、NLE、ffmpeg(FFML)等のエンコードをするソフト。
一番重要な部分だけど、一番説明が難しいもの。
エンコードを一言で説明すると、ファイルの変換・圧縮を行うこと。
元々非常に大きくさまざまな種類の映像や音声をニコニコ生放送用に変換、並びに決められたサイズに圧縮することです。
映像、音声ともに様々な種類があり、ニコニコ生放送で対応しているものにエンコードしないと配信・視聴が出来ないということになります。
映像であればVP6・x264、音声であればMP3、HE-AAC、AAC-LC、Speexなどがありそれぞれ特徴があります。
エンコーダーによって対応しているものしていないものがあり、NLEでは映像はx264で音声はAAC-LCでしか配信できないということになります。
パソコン上では高画質なのに、配信するとモザイクになってしまう!というものに一番影響があるのがこのエンコードです。